愛知県内にある某テナントビル。
テナントの入居率を左右するのは、入口をはじめ外観の”第一印象”。
どんなに中の空間が良くても、外観の印象が悪ければ入居率は上がらないという施主様の考えから、何か良い仕上げ材はないかと選ばれたのが、「マハール」でした。
・既存タイルに貼れる仕上げ材
もともとビルはタイル素材のものだったが、入居率が芳しくなかったため、既存タイルの上から貼れるような仕上げ建材はないかと探されていた。塗装業者からいくつか紹介された中で、特に印象に残っていたのが 「マハール」だった。
・独特の高級感と重厚感
マハールは既存の塗装やシート素材にはない重厚感や高級感を演出でき、かつ既存の仕上げ撤去することなく簡単な下地調整を行うだけで貼ることが 可能だったため、お客様の要望とうまく合致。施工を依頼された。
採用されてからの準備
施主様がこだわりがとても強く、パースを何パターンも出し、入念な打ち合わせを行った。要望に対してすり合わせを何度も行ない、自らの経験も含め、よりお客様の要望に応えられるように準備を重ねた。
現場でのポイント
現場では工事部と連携し、より提案を具体化していく。着工前の建物とはかなり雰囲気が変わり、さまざまな素材の中から、ケンチとアーグラの帯を併用することで陰影の差ができ、より高級感のある建物になった。
まずテナントの入居率を上げたいという要望を叶えるために、さまざまな提案を行いました。時にはこちらの提案と要望がうまくマッチングせず苦労した部分もありましたが、社内の工事部の方の協力もあり、誰も妥協せず真和建装の総合力を活かせる建物造りができたように思います。
施主様も仕上がりをとても満足してくださり、マハールという素材をとても気に入っていただけて、次のお仕事に繋がるご提案やフィードバックもしていただけました。ただ商品を売るのではなく、商品を使ってどのように喜んでもらえるのか?そういった大切さを教えていただいたお仕事だと今では思っています。
マハール事業部
鈴木 正太
「マハール」はまだまだ知られていない素材ですが、その分私たちの手で一から良さを伝えられる可能性があると思っているので、これからも全国にマハールの良さを着実に広めていけるようにしたいと思っております。