日本で初めて天然石・天然木の風合い・質感を再現した吹付材のシート化に成功。それがマハールです。
それから30年以上、シート状建材のパイオニア製品として生産・販売・施工を行い、世界中へ提供しています。
ここでは、これまでのハイライトとなる変遷をたどります。
1966年
杉浦塗装工芸 創業(愛知県西尾市)
1977年
真和建装株式会社と社名変更
1980年
創業者・杉浦昭男がシート建材 開発着手
1982年
吹付材のシート化に成功。シート状建材として、初めての試験施工(400平方メートル)
1980年、塗装職人だった創業者・杉浦昭男が海外から輸入された内装用壁紙・クロスの登場に衝撃を受ける。仕上がりも均一で多種多様なデザインに「このままでは塗装屋の仕事がなくなってしまう」と危惧。
以降、シート建材の開発に着手し、試行錯誤の末、2年後の1982年、のちの「マハール」に繋がる吹付材のシート化に成功。初めての試験施工を行う。
1989年
シート状建材(マハール)の全国販売を開始。
アーグラ・ニューデリーの2製品から提供を始める。
1990年
シンワマハール全国販売開始。
シンワマハール事業部設立。
マハール開発当初、柄を出すのに苦心したり、材料に適性があるのか実験したり、10年に渡る試行錯誤を重ね、1989年「マハール」の全国販売を開始。
しかし、発売直後は“新しい素材”ということで、誰に使ってもらうのか、どんな効果があるのか。“知ってもらう”ことの難しさを痛感する。さらには「テクスチャーがリアルではない」という声や「従来の吹付材とは何が違うのか」というお客様からの率直な意見をたくさんいただくこととなった。そこで「本物の石と同じ」テクスチャーを目指しはじめ、1990年、「シンワマハール」の名で全国販売を開始。
石と同じテクスチャーを再現することが可能になり、徐々に施工実績も増えていく。
1991年
施工面積10,000平米突破。
日本建築フォーラム幕張メッセに出展。
1995年
施工実績が1,000件突破。
建築・建材展に出展。
1996年
創業30周年。本社を愛知県岡崎市に移転。
施工面積100,000平米突破。
シンワマハール製法特許第2548502号取得。
1999年
木目調マハール・ケンチ石調マハールの販売を開始。
名古屋建築フォーラム展出展。
高度経済成長、バブル期に比べ、新築の建物があまり建たない時代を迎えた昨今。
その一方で、リフォームやリノベーションをはじめ、“今ある建物を生まれ変わらせる”需要が急増。「マハール」も時代のニーズに合わせて、超軽量化・安全性を重視。
柄も当初はアーグラ、ニューデリーの2種類のみだったが、20年で6種類に増やし、カラーバリエーションもそれぞれ19色(アーグラ・ニューガンダーラ・ケンチ石調・こぶ出し)・7色(ニューデリー)・9色(木目調)と、市場やお客様のニーズに合わせて変化していった。
2000年
こぶ出し石調マハールの販売を開始。
2002年
建築材展出展。
2004年
施工実績が5,000件突破。
リフォーム・リニューアル&コンバージョン展に出展。
ISO9001認証取得。
2006年
杉浦晴英/社長就任 杉浦昭男/会長就任
リアルコートを形成するトップコートにセラミック・ハイブリッド型フッ素樹脂を採用。
当初はアクリル素材を使用していたが、1995年以降シリコン素材が登場。さらに2006年にはフッ素樹脂を採用し、耐候性と劣化に強い仕上がりへと進化していった。
※2011年3月の震災以降、塗装の剥がれやタイルの落下が話題となった。そのような中「マハール」は剥がれることのない素材を追求していたため被害を出すことはなかった。その背景には、安心・安全面に対する強いこだわりがあった。
2008年
たたき石調マハールの販売を開始。
2013年
施工実績が10,000件突破。
2014年
施工面積500,000平米突破。
2017年
施工件数12,000件、施工面積1,000,000平米突破。
シート建材としては日本最大級の施工実績を記録。
2018年
「マハール」工場増設。(3月末完成、4月上旬稼働予定)
2017年10月、「マハール」の施工件数が12,000件、施工面積が1,000,000平米を突破し、日本のシート建材としては日本最大級の施工実績を記録。
施工場所も地元愛知から全国に広がり続け、さまざまな企業のあいだで採用されている「マハール」だが、需要増加に伴い、生産ラインが追いつかない事態が発生。
そのため、工場増設を行い、生産を従来の1.5倍に増やすことを計画。
※2018年4月に稼働予定
2018年以降
“一緒に未来を作っていきましょう”